段ボールや再生紙の製造を専門とし、
半世紀以上にわたり地域に根ざした事業を展開されている『三洋製紙株式会社』
今回は、総務部 部長の森井良二さんにお話を伺いました。
高校卒業後は東京へ進学され、経営学を学ばれた森井さん。就職を機に、地元である鳥取へUターンされた。
「三洋製紙は小さな組織のため、私が入社した当時も現在も、社長や社員ひとりひとりの距離感が近いんです。」
「ある日、自分のミスではなかったことを社長に叱責されたことがあったんですね。突然のことでしたから落ち込みました。そんな時、当時の上司が私のミスではないことを社長へ直談判してくださって。その後、社長から直接お詫びの言葉をいただきました。」
部下に対しても真摯にお詫びを述べる社長の姿を見て、この社長に付いていきたいと思ったそう。
また、自分を守ってくれた上司を目の当たりにし、思うことがあったようだ。
「社長からの言葉にも驚きましたが、上司が直談判する姿を見て、自分もいつか誰かの盾となれる人になりたいと思ったんです。」
ーー総務部ではどんなお仕事をされているのですか?
「採用活動や働いている社員ひとりひとりのマネジメントを行っています。」
「三洋製紙が会社として事業を展開できるのは、働いている社員があってのことです。気持ちよく働ける環境づくりを心がけ、社員ひとりひとりのモチベーションや考えに寄り添っています。」
ーー社員がイキイキと働ける会社は熱量がありますよね。
「その通りです。社員ひとりひとりにそれぞれの家庭や生活があります。そのことを理解した上で、三洋製紙でどのように働けるのか考えることはとても大切です。働きやすい環境をつくることで会社全体の歯車もうまく回るのではないかと考えています。総務の仕事は、会社全体がうまく回るための潤滑油ですね。」
学生時代からバイクで全国を巡っている森井さん。
北は北海道、南は九州。全国津々浦々をバイクと走ったのだとか。
「学生の頃は、学生仲間だけではなく社会人の方ともよくツーリングへ行きました。バイクを通じて様々な方と出会い、交流を深めました。多様な価値観に触れられた貴重な時間でした。」
「今は、日帰りでツーリングに行くことが多いです。京都や広島あたりまで行きますね。バイクが好きな社員とは、社内だけの関係ではなく、休日にツーリングへ行きたいですね!」
バイクだけでなく、山登りもされるアウトドアな森井さん。
仕事もプライベートもトコトン熱中し、楽しむスタイルを貫かれている。
ーー今の学生について、思うところはありますか?
「私が学生の頃よりも、今の若い方は多くの情報に触れる生活を送られています。そのため、情報を取捨選択して決断する力や柔軟性は非常に高いと感じています。」
ーー採用するにあたり、どのような学生さんにエントリーしていただきたいですか?
「現実的でなくとも、夢や目標を掲げている学生さんにぜひエントリーしていただきたいですね。」
「どんな夢や目標でもいいんです。夢や目標があることで、目の前の仕事にも意味を持って取り組むことができます。私自身も、世界一周しながら生活したいという夢があります!(笑)」
専門性が高い事業を展開する三洋製紙。
多くの課題に向き合い、改善していくことでクオリティの高いモノをつくりあげています。
ーー対応力を磨くための秘訣はありますか?
「スマホや人に正解を教えてもらうのではなく、様々な視点から『自分で』考える癖をつけることだと思います。」
「趣味のツーリングでも道を間違えたり、バイクが故障してしまったりする時があります。諦めてしまっては目的地に辿りつくことも帰ることもできません。目の前の課題に向き合い、自分の頭で考えることは仕事の現場でも非常に大切なスキルになります。」
「課題を解決に導くためにも、自分の固定概念や知識だけではなく、様々な視点を取り入れ続けることが大切です。現状に満足せず、常に新しい視点を取り入れる意識を持って生活してみてほしいです。」
多様な世界に出会い、自分の夢を持つ。
現状に満足することなく前に進み続けることで、新しい自分に出会い、夢を掴むことができるのだと感じました。
三洋製紙さんでは、ともに働く方を募集しています。
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